武闘と音楽

2004年4月13日 スポーツ
 フランスにもboleroは伝わったことは、隣国だから。ジョゼフ・モリス・ラヴェルが、女優イダ・ルビンシテインの依頼で作曲した「ボレロ」は、ニジンスカの振り付けで初演された(Encarta)のは、1928年パリ、オペラ座であったか知らないが、
 ラヴェルの著書に、「ボレロ」があり、邦訳も出版されている。これを参照すれば、たぶん作曲後に、bolero の歴史とラヴェル自身の音楽的手法の解説が、書かれているものと推察されるのだが、見当違いということも無いでは花井。
そそそも、スペイン舞踏には、さまざまの民族舞踊の伝統があり、アンダルシア地方は南部ですか、ここは、フラメンコである。
 18世紀スペインに流行したbolero とは、宮廷に支持されたか、市井で発展したか知らないが、セヴァスティアン・セレゾが発明したとされると言う。(音楽辞典楽語 音楽之友社昭和46)しかし、忽然として、優れた形式が個人の創意によって立ち上がるとするよりも、民族舞踏の先駆があり、そこから、摂取(受容)改良工夫が、セレゾのもまれとすることが、より真実であるようにも思われるのです。
 ねがわくは、武闘を捨て、イスラム音楽の秀逸に、アラビア舞踏の伝統を用いた、すげれものの、
静粛なる、聖職者の、人民による、世界のための、イスラム舞踊を拝見したいでしょう。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索